Carlos Marcucci/カルロス・マルクッチ

作曲、楽団、バンドネオン/タンゴをフレージングで演奏する

1935年/Y:2/D:9/I:1/L:4/5999


1923年、{カルロス・ビセンテ・ヘロニ・フローレス}(Carlos Vicente Geroni Flores)は<カルロス・マルクッチ>に自身の楽団のメンバーになるよう誘った。

この楽団は<オスバルド・フレセド>楽団と共に、この時代にタンゴをフレージングで演奏することをしていた。

当時のスタイルは堅いもので、楽譜に書かれたリズムを刻むものが多かった。

1925年、<フランシスコ・カナロ>に呼ばれ、パリ公演に同行。

フランスから帰国後、自己の楽団を結成した。

【メトロポル映画館】にて、彼のもっともよく知られたタンゴわが悩み Mi dolorを初演した。

この曲の素晴らしいバンドネオン変奏は<カルロス・マルクッチ>の編曲としての才能をみせた。

1935年、ラジオ局【LS8 ラディオ・ステントール】での演奏のためだけに{ロス・シンコ・アセス・ペベーコ} (Los Cinco Ases Pebeco)を結成、ペベーコは番組のスポンサーのブランド名だった。

このグループは4人のバンドネオンは、{マルクッチ}、{マフィア}、{ラウレンス}、<シリアコ・オルティス>とピアノ<セバスティアン・ピアナ>から成り、司会は<オメロ・マンシ>だった。

翌年、雑誌【シントニア】(Sintonia)は楽団を結成するため読者投票によるコンクールで、ヴァイオリンが<エルビーノ・バルダーロ>と<フリオ・デ・カロ>、ピアノは<フランシスコ・デ・カロ>、バンドネオンは<ペドロ・マフィア>と<シリアコ・オルティス>が入賞した。

1951年から亡くなるまで{フランシスコ・トロポリ}(Francisco Tropoli)指揮の【LR4 ラディオ・スプレンディド】の専属楽団のバンドネオン奏者となった。

■カルロス・マルクッチに関連

Roberto Diaz/ロベルト・ディアス

Sebastian Piana/セバスティアン・ピアナ

Francisco De Caro/フランシスコ・デ・カロ

■YouTube

queue_music  Mi dolor
queue_music  Tinieblas

■Database

artistcantamnamerecDate
Carlos MarcucciCarlos LafuenteLejos de ti1929
Carlos MarcucciCarlos LafuenteSi supieras1929
Carlos MarcucciRoberto DiazTinieblas1930
Carlos Marcucci-Tinieblas1930
Carlos Marcucci-Victoria1930
Carlos Marcucci-Mientras mi madre llora1930
Carlos MarcucciTeofilo IbanezEl loco del Tom Thumb Golf1931
Carlos MarcucciRoberto AbrodosPantalones largos1945
Carlos MarcucciRoberto DiazMi dolor1973